早いもので2014年も残すところ1ヶ月となりました

SQUISITO の今年を締めくくる12月のレッスンは、手打ちパスタに決定

ポルチーニと自家製リコッタチーズを詰めたラビオリは、手作りならではのご馳走です。

手打ちパスタのもちもち感にポルチーニの香りがお口いっぱいに広がる贅沢な一品

そして、フィレン ツェの花の大聖堂ドゥオモのクーポラ（丸屋根）を作ったレンガ職人が発祥とされるペポーゾ（牛肉の胡椒煮込み）はキャンティワインでお肉が柔らかくなるま で煮込んだ古典的でシンプルなトスカーナ料理

更にもう一品、お肉に合う付け合せまたはサラダを作ります。




《12月レッスンメニュー》

・手打ちパスタ ポルチーニと自家製リコッタチーズのラビオリ
Ravioli di pasta fresca con funghi porcini e ricotta fatta in casa.

・ペポーゾ（牛肉の胡椒煮込み）
Peposo dell'Impruneta

・付合せ
Contorni







《12月料理教室開催日程》

Menuページをご覧下さい


※各日12時～16時

※レッスン料　6,500円
持ち物　エプロン、ハンドタオル、タッパー、筆記用具

※1クラス5名様まで。
4名様以上のグループでのお申込で貸切レッスンも可能です。
レッスン5日前までに各回のお申込人数が2名様に満たない場合は開催を中止させて頂きます。


●お申し込み、お問い合わせはCONTATTOページよりお願い致します。●キャンセルについて

レッ スンをお申込みになられますと、日持ちのする食材やレシピ等は直ちに準備しております。
食材にもこだわって揃えているため、レッスン数日前より宅配でお取 り寄せの発注をしております。キャンセルされたレッスン日、当日中に取りに来られる方には出来上がったお料理または食材をお渡しいたしますのでご遠慮なく お申し付けください。また、レシピもお渡ししております。

満席の際は他のご参加希望者の方々をお断りしております。
また、他のご参加希望者の方々のためにもお申込みいただいたレッスン日のご都合が変更になられた際にはお早目にご連絡いただきますようご配慮をお願い申し上げます。

キャンセル・変更
レッスン日の３日前、前々日（２日前)・・・料金の５０％いただきます
前日・当日・・・料金の１００％いただきます

今年大幅リニューアルされフードコートになった2階

フィレンツェの胃袋、中央市場内だけあって魅力的なお店ばかり
夜24時まで営業しているので、本当に便利です

私も滞在していたアパートに近いこともあり、昼に、夜に、何度も通いました
この写真のお料理を一人で一度に食べたわけではありませんよー

昼間の様子↑　天井が高くて開放的。


こちらは夜の様子↑
同じテーブルに座ったこちらの大家族の皆さんはフィレンツェで馬具の革職人をされていらっしゃるそうで、イタリアの美味しいものについて楽しくお話させていただきました


生パスタPasta frescaのお店。
日替わりのメニューで、オーダーしてから作ってくれます


フィレンツェ郊外のムジェッロ地方のジャガイモのラヴィオリ　ラグーソース
ワインは地元トスカーナ・キャンティの歴史あるワイナリーVerrazzanoのトレッビアーノ
フレッシュで軽やか、バナナや桃の香り、とてもエレガントでフルーティーなワインでした。
この日は一緒に魚介のフライを頂いたのでそちらに合わせて。


揚げたポロネギとサルシッチャのカザレッチェ
この日はランチでしたので、ワインはプロセッコ


ワインはこちらのカウンターで好みを伝えるとソムリエさんが選んでくれます。
グラスでいただけるのと、お値段もお手頃なのでオススメです


お魚コーナーで魚介フリット


八百屋さんコーナーでフィレンツェのスープ
再び煮たという意味のリッボリータ


ビールコーナーではイタリアでしか味わえない
イタリアの生ビールもあります

シチリアのカンノーリ
と思いきや、中はリコッタチーズのジェラート

ジェラートコーナーで
Fior di latteといわれているクリームミルクとCioccolato fondente ダークチョコレート

バルコーナーのカウンターで
従業員の方々もとてもフレンドリーで親切でした

フィレンツェ中央市場
Mercato Centrale（メルカート　チェントラーレ）
この春二階がリニューアルされたのでとても楽しみにしていました

今回はリニューアルされていない一階のお話です。

中央市場へ来たら必ず！のネルボーネNerbone
1872年創業の老舗食堂


サルサヴェルデsalsa verde とサルサピッカンテsalsa piccante

緑のソースはイタリアンパセリがベース、ピッカンテ（辛い）はその名の通り唐辛子がベース。
辛いのが苦手な方はピッカンテを少し、または無しにしてもらいましょう

いつものおじさま、お元気でなによりでした

こちらのお店はなんといってもランプレドットのパニーノが有名
ロゼッタRosettaと呼ばれる丸いパンに注文を受けてから、牛の内蔵を刻んで、上のソースをかけてパニーノを作ってくれます

ピンボケしてしまいましたが、こちらがランプレドットLampredottoのパニーノ↓
美味しいです。

しかし・・・

実は本当にオススメなのは、ランプレドットのパニーノではなく

牛肉を柔らかく煮込んだボッリートBollitoのパニーノなのです
これにはサルサピッカンテ無しがオススメです

今回はうっかりランプレドットを頼んでしまいました・・・




こちらも有名店 Perini ペリーニ

生ハム、チーズ、お惣菜、ワインまで何でも揃います。
こちらでも是非召し上がって頂きたいのはパニーノ
生ハムをベースにお惣菜やらチーズやらを色々挟んでオリジナルのパニーノを作ってくれます


お惣菜屋さん
SQUISITO料理教室でも今夏ご紹介したパプリカの肉詰めもありますね


お肉屋さん
ビステッカ　アッラ　フィオレンティーナ用のお肉
1Kg 20,50€なんてお安いですね
右にあるザンパZampaは豚足です


うさぎさん

トリッパ等の内蔵屋さん
茹でて売っていて、頼めば切ってくれるので、お料理するのにとっても便利です


お店番

フィレンツェで一番美味しいチョコレートのジェラート

Vestri Cioccolateria 　ヴェストリ チョッコラテリア

フィレンツェから一時間程の町、Arezzoアレッツォに本店があるチョコレート屋さん。
フィレンツェ店限定でジェラートを頂けます

フィレンツェに行かれる皆様にぜひこちらのジェラートを召し上がって欲しいと
オススメしているのですが、皆様みつからなかったとおっしゃっるので
もしかして閉店してしまったのかしら？と半信半疑で伺いました。
そして、ありましたー

そして、原因も判明。
グーグルマップ等の地図の位置が実際の場所と若干異なって表示されてしまいます。
ドゥオモ方面からBorgo degli Albizi 通りをサンタンブロージョ市場方面にひたすら歩き
一本上（左側）を平行に通るVia dell'Oriuoloと交わる広場の辺りになります。
地図より若干先に行った郵便局の手前の右側にあります



チョコレート屋さんですので
もちろんチョコレートもとっても美味しいのですが
とにかくここのジェラートは濃厚

ダークチョコレート（cioccolato fondente70%)とシチリア・ノートのアーモンドミルク

濃厚で、口溶けがよく、素材が良いのがよくわかるジェラートです




Vestri

Borgo degli Albizi 11r,Firenze

tel: +39 0552340374

http://www.vestri.it

フィレンツェの名物料理といえば

「ビステッカ　アッラ　フィオレンティーナBistecca alla Fiorentina」

いつもはフィレンツェ一の行列店「イルラティーニ　IL　LATINI」に行くのですが
今回初めて「ロステリア　ディ　ジョヴァンニ　L'osteria di Giovanni 」へ



ビステッカは通常は最低1キロぐらいからのオーダーになるので
お肉をメインに、サラダをお願いしました。


まずはコッコリCoccoli というフィレンツェ名物のピザの生地を揚げたもの
外はカリッと、中はもっちりー

でも、かなりお腹が膨れるので美味しくても食べ過ぎ注意です


ビステッカのお供はもちろんキャンティChianti



ミックスサラダInsalata mistaはイタリア式にセルフでお塩、バルサミコ酢、オリーブオイルで


焼き上がりました
Bistecca alla Fiorentina　
ビステッカ　アッラ　フィオレンティーナ

1kgです

そもそも　ビステッカ　アッラ　フィオレンティーナとは？？？

日本語に訳すとフィレンツェ風Tボーンステーキ

フィレンツェ近郊で育ったキアニーナ牛の2歳までの雌の仔牛の骨付きTボーンを
大人の指3本分程の厚さに切り、樫かオリーブの木の炭火で表面はパリっと
そして中はレアレアに焼き上げ、塩、胡椒とオリーブオイルでシンプルに味付けしたもの。

超レアなので、レア好きな私は大歓迎なのですが
語学学校のクラスメイト達（ドイツ、スイス、リビア、オーストラリア）はほぼ全員レアが苦手だそうで、そしてほぼ全員がウェルダン（ベンコッタ）をリクエストしたことがあるそうです

しかし、こだわりを持ってビステッカを提供しているお店では
焼き加減の指定はお断りのところが多いのだそうです

血の滴る超レアでないとビステッカ　アッラ　フィオレンティーナではないとのこと。


付合せには定番のジャガイモのローストも付きます
ローズマリーの香りが更に食欲を刺激します



２人で１kg完食

食べ終わった後は見事なTボーンが残りました

本当ーに大満足



食後はサービスのビスコッティBiscotti
アーモンドの入った硬いビスコッティもフィレンツェ近郊の町プラートPrato発祥のお菓子
今回はカフェでしたが、甘口ワイン　ヴィンサントVinsantoに浸して食べると更に美味しいです


地元の常連客も多いこちらのオステリア
ビステッカ以外にも皆さん、美味しそうなものを召し上がっていました
次回は他のメニューにもチャレンジしたいと思います


L'Osteria di Giovanni

Via del Moro 22, 50123 Firenze