17世紀頃から南仏Grasseグラースでは香水産業が発展しましたが
その中でも最も古い老舗香水メーカー
Galimardガリマール http://www.galimard.com/

グラースはラヴェンダー、薔薇やジャスミン等天然香料となる原料に恵まれ
自然溢れるとてもチャーミングな街です

こちらで調香師の指導のもと、オリジナルの香水を作る調香体験をしてまいりました

ガリマールの工房はグラース旧市街からカンヌ行きのローカルバスで
10分程走ったところにあります


こちらがガリマールの香りの工房

レセプションではガリマールの製品が販売されていて
一歩踏み入れただけで良い香りに包まれます

私の調香師の先生はフィンランド人の方で、イタリア人ファミリーとの同時進行でした

まずは個々に香水のオルガン（パイプオルガンのようだから）
と呼ばれるブースにつきます


まず最初に好きな香りを探るテストをします
9つの瓶の中から好きな香りを2つ選びます。
私はフルーツ系の香りが好みとのことでした

私の選んだ2つの香りを元にベースノートを選びます。

通常トップノート→ミドルノート→ベースノートと時間の経過とともに香りが変化しますが
香水作りはその反対、ベースノート→ミドルノート→トップノートと作っていきます

何種類もある中から香りを選び、そこへバニラを足すかどうかを選びます。

選んだベースノート

MUSC ムスク
NOTE PRALINE　プラリネ
MUSC FLORAL　フローラル系のムスク
VANILLA　バニラ

100ｍｌのオードパルファムを作っていきます
ベースノートで選んだ香りを次々にメスシリンダーに加え、全部入ったら
一旦計量カップに移し替えて香りを混ぜます続いてミドルノート
さらに沢山の種類の中から6種類選びます

選んだミドルノート

TIARE
ROSE D'ORIENT　東洋のバラ
PIVOINE　　牡丹
ROSE PETALS　バラの花びら
COMPLEXE FRUITE　様々な果物
TILLEUL　ライム
この時、先ほど選んだベースノートの香りを紙に移し
ミドルノートの香りと合わせてみて喧嘩しない香りを選んでいく作業をしています
色々な香りを嗅ぎすぎて、徐々に嗅覚が鈍くなっていくのがわかります

ここで休憩

最後にトップノートを選びます

選んだトップノート
FRUITS DE BERGAMOTTE  ベルガモット
ANANAS　パイナップル
PECHE BLANCHE　白桃
THE' ANGLAIS　紅茶
FEUILLE VERT　緑の葉



ぜんぶ合わせて・・・

ようやく完成　私だけの香り


世界でひとつ、私だけの香水には名前がつけられます↓

私の香水の名前は

Gourmande グルマン＝　くいしんぼう