BAR BERGARA
ピンチョスを広めたバルとしても有名なベルガラへ。
旧市街のバル通りから少し離れた新市街のグロス地区にあります。
そういえば、グロス地区行きのバス停で日本に滞在したことがあるおじさまと出会いました。
大阪万博を見に日本に行ったことがあるんだよ〜
といくつか憶えている日本語を披露してくれたり。日本料理はどうだったかを聞くと「ここ（サンセバスティアン）が世界一だよ」と和食はあまりお口に合わなかった様子でちょっぴり残念。。。
BERGARAに行くにはどこで降りたらいいのかを伺うと、同じ方向だからと同じバス停で降りて途中まで送っていただきました。私が出会ったバスクの方々はとても親切
実はBERGARAには２回行きました
右下のグラスの中身はスペイン語でSidraシドラ、バスク語でSagardoa サガルドアというリンゴ酒
バスク地方の土着品種の約１００種類のリンゴから甘味や渋み、香り等それぞれのリンゴの特徴を考えていくつかの品種をブレンドして作ります
リンゴのみを絞って木樽で発酵させたお酒なのですが、バスクのシドラはフランスのシードルよりは酸味がある感じ。澱もいっしょに頂くことで、発酵が進む過程で死んだ酵母の独特の香り（表現が難しい）がふわっとしてリンゴの旨味が引き立ちます
アルコールも４％前後と低いのでチャコリ同様、水代わりにいけちゃいます
ピンチョスは手前が蟹、海老、ゆで卵マヨ。
ポテトサラダにパプリカ、フライドオニオン。
大きなマッシュルームに手長海老海老のグリル。
Most（モスト）というワイン用葡萄のジュース
手前はTXOPITO（チョピート）小ヤリイカのソテーに甘味が出るまでじっくり炒めた飴色玉ねぎがのっています。
TXALUPA（チャルーパ）カヴァと生クリームで作ったソースに手長海老とキノコを和えて、舟形のパイに詰めて焼いたもの。
↓BERGARA従業員の方々のまかないです（笑）
床に沢山の紙ナプキンが落ちているのがわかりますか
バルでは口を拭いたナプキンやピンチョ（爪楊枝や串）を食べたら床に落とします
ですから、沢山ゴミが落ちていればいるほど人気のバルということになるんです
こちらも２回目BORDA BERRI
先日ポルチーニのリゾットパスタとピルピルを頂いたお店。
注文を受けてから作るスタイルですから温かいお料理をいただけます
赤ワインはRamon Bilbao Crianza :D.O.Rioja
そして、Carrillera de temera（牛肉の頬肉赤ワインソース）
絶品
牛の赤ワイン煮と言っても重たいそれではなく、下に敷いたトマトソースの酸味やグリーンのハーブのソースのお陰で全然しつこくないんです。それでいて、ナイフが必要ないほどのお肉の柔らかさ
こちらも２回目
GOIZ ARGI
例の海老が恋しくて。。。また来ちゃいました
チャコリとガンバス（海老）のブロチェット
やっぱり美味しいー
LA VINA
こちらも２回伺いました
イワシのフリット
イワシの酢漬け
チーズとアンチョビのピンチョス
甘口シェリー Pedro
Ximenez ペドロヒメネス甘美な味わい
人生一のチーズケーキ
と出逢いましたベイクドだけど、中は超レア
焦がした周りが香ばしくて、そしてチーズが濃厚
サンセバスティアンでのBar巡り、これにて終了
サンセバスティアンには３泊しましたが、Bar巡りを楽しむには全然足りませんでした。次回はサンセバスティアンだけで1週間は滞在したいと思います
