ル・コルドン・ブルーで開催されたお菓子の勉強会に参加してきました
今回は中目黒のパティスリー「カカオエット・パリ」のジェローム・ケネルシェフを
招待シェフとしてお迎えしてのスペシャルデモンストレーション
ジェローム・ケネルシェフはパリの「ピエール・エルメ」の部門責任者、「プラザアテネ」のスーシェフ、
ル・コルドン・ブルーパリ校の非常勤講師を勤められたのちに来日。
コルドン・ブルーで学ばれた日本人の奥様(貴子さん)とともに
2006年中目黒にパティスリー「カカオエット・パリ」を開業されています。
アントルメ・レクターズ
ムース ショコラ フランボワーズ
赤い実の紅茶風味のクレーム・ブリュレ
ジュレ・フランボワーズ
ビスキュイ・カソナード
ジャンドゥージャのクルスティヤン の層から成っています
ジュレの酸味とフランボワーズや赤い実の紅茶の香りとチョコレートがベストマッチ
あまりの美味しさに試食の際に思わず笑みがこぼれるほどでした
プティ・フール・クラッシック
アントルメ・レクターズでも使用したシュクレ生地とムース・ショコラ・フランボワーズでプティ・フール
上には「カカオエット・パリ」のキャラクターのリスちゃんを転写したチョコレート
ショートケーキ・モデルヌ(写真左)
日本の洋菓子である「ショートケーキ」をフランス人であるジェロームシェフなりに解釈し
現代風に表現したグラスデザート(ヴェリーヌ)
上から イチゴソースのエスプーマ
バジリコのジュレ
クレーム・シャンティ
ビスキュイ
イチゴのピュレ
2本差してあるストローで底にあるイチゴのピュレを吸いながらいただくので
より一層イチゴが感じられますし、遊び心が素敵
日本でパティスリーを開店して、ショートケーキをもとめるお客さんが多いことを実感し
当初作っていなかったショートケーキを置くようになったというお話をされていました
ガトー・ド・ヴォワイヤージュ レモン風味のウィークエンド
「大切な人と過ごす週末の旅行に持っていくためのケーキ」
という意味のフランスの伝統菓子
ジェロームシェフもおっしゃっていましたが
「こういった材料もシンプルで昔からあるお菓子の方が実は難しい」
バターのリッチな風味がとても良く、レモンの香りと少し焼きを強めに入れたことによる
香ばしさも絶妙で、さすがジェロームシェフと感心しきりでした
美味しい勉強会は最高に楽しいひとときでした